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虫と残留農薬を取り除く!オーガニック野菜の洗い方と保存方法 

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悩む人
・オーガニック野菜って虫がついてるかも・・・
・オーガニック野菜に使用された化学農薬を取る方法はある?
・オーガニック野菜の洗い方や保存方法を知りたい。

 

この記事ではこのような疑問を解消します。

本記事の「虫と残留農薬を取り除く!オーガニック野菜の洗い方と保存方法」を参考にすれば、おいしくオーガニック野菜を食べるためのヒントが見つかります。

この記事の内容

・オーガニック野菜の虫や残留農薬の取り除き方
・オーガニック野菜の洗い方3選
・オーガニック野菜のおすすめ保存方法
・まとめ

オーガニック野菜は虫がついているかもと心配な人は多いでしょう。
通常の生産方法よりも有機栽培で生産されるオーガニック野菜は虫がついている可能性があります。
また、オーガニック野菜には一部化学農薬の使用が認められているため、野菜に残った残留農薬も気になりますね。
ここでは、オーガニック野菜の虫の取り方、洗い方と、保存方法についてお知らせします。

 

オーガニック野菜には虫がついている可能性が!残留農薬も取り除こう。

オーガニック野菜は、有機栽培で生産された有機JAS規格の野菜です。

オーガニック野菜は通常の生産方法より基準が厳しく、農薬・化学肥料をできる限り使わない方法で作られます。そのため、虫がついている可能性が高いです。

私の父母の実家は農家を営んでいました。
父は農家はやらず会社員として働いていましたが、定年退職した今は近所の畑を借りて趣味で野菜を作っています。

父曰く、野菜を外で育てている以上、外で目にすることのある昆虫、例えば蝶々や蛾、あぶら虫などの幼虫はほぼ野菜を食べてしまうそうです。
他にコガネムシやナメクジなどもいます。虫の中でもアリや虫を食べるような昆虫は、野菜に卵を産まないので野菜の害虫には当てはまらないとのことです。

こういった害虫対策のため生産過程の一時期に化学農薬を使用します。オーガニック野菜でも一部化学農薬の使用が認められているため、野菜に残った残留農薬を取り除く必要があります。

オーガニック野菜についた虫の取り方

虫がつきやすい野菜ってなんでしょうか?

それは、アブラナ科の野菜です。キャベツ、白菜、大根、ブロッコリーなどがあります。

基本的に消費者の私たちが目に触れる前に見える虫は取り除いてあることが多いですが、葉物などは調理の場面になって出くわしてしまうこともあります。

虫を取るには、とにかくひとつずつつまんで取り除くしかありません。手で触れたくない人は、箸を使ったり、ゴム手袋などを使用すると良いでしょう。根気よく、冷静に行いましょう。

オーガニック野菜の洗い方

小さな虫やいびつな形状の野菜に潜む虫はかくれていてなかなか取り除ません。そんな時は野菜を洗って虫を取り除きましょう。そのほか、野菜に残った残留農薬、土やほこりを取り除くためにも野菜をしっかり洗うことはとっても大切です。ここからは、野菜の洗い方をご紹介します。

・流水で洗う

蛇口の水を流しながら野菜に当てていきます。野菜をまんべんなく全体を水にさらすことが大切です。角度を変えたり、上下、裏表と動かしながら何周か洗うと良いでしょう。表面を撫でたり擦ったりしながら水をくぐらせましょう。

ねぎ、きゅうり、にんじんなど面が比較的フラットな形状のものが洗いやすいでしょう。じゃがいもやごぼうなどは、たわしやアルミホイルでこすりながら洗うと土や汚れが取れやすくなります。キャベツや白菜は一枚ずつ葉を剥いで重なり合っている部分の汚れや土をしっかり落としましょう。

・水でつけ洗いする

ボウルなどに水をためて野菜を沈め、しばらく置きます。

時々小刻みに揺らしたあと水を取り替える作業を2、3回繰り返します。

私はベビーリーフを購入したときはつけ洗いをしています。ボウルと同じサイズの水切りボウルをセットして、水を流しながら水を溜めて野菜を浸します。それを何度か繰り返していると水面にゴミや虫が浮かんでます。水を取り替えるときに水切りボウルを上げると、ボウルの底に土が沈んでいるのがわかります。

こういった細かいものや、ほうれん草、水菜などにはつけ洗いをおすすめします。

また、つけ洗いする水にお酢や重曹を少し加えて洗うのもおすすめ。使用したら、最後に水でしっかり洗い流してくださいね。

・湯水に浸す

虫が潜んでいそうな野菜には温水に浸すのが効果的です。

ブロッコリーの頭の部分のもこもこした細かい形状のものには、何かいそうですよね。ブロッコリーは水でつけ洗いしてもOKなのですが、水だけでは心配だという人はお湯に浸して洗いましょう。

手を入れても熱くない程度のお湯に数分浸します。ボウルの中にざるを入れておいて時々あげたり振ったりしてみてください。ブロッコリーはもこもこした蕾の部分をしっかりお湯につけられるように一口サイズにカットすると良いでしょう。切らずにそのまま洗いたいときは、ブロッコリーを逆さまにした状態で持ち、蕾の部分をお湯に浸して細かく動かし洗いましょう。

手でさわれる程度のお湯でも十分虫にはダメージを与えます。これで上手に虫を取り除くことができます。

もっと熱くしてガツンとやっつけたい人は、50度くらいの温度にして23分程度を目安に浸し洗いしてください。
浸す時間に注意して、火傷にも注意してくださいね。

残留農薬はしっかり洗うことでおおかた取り除くことができるといいます。
調理の時には皮のあるものは皮をむき、葉物は外側の一枚を取り除いて使用するとより安心でしょう。
それでも心配な人は、残留農薬を取り除くことのできるスプレーなども販売されていますので、気になる方はチェックしてみましょう。

オーガニック野菜の保存方法

オーガニック野菜は新鮮さがウリ!購入したら早く使い切ったほうが良いでしょう。それでも残ってしまった場合の保存方法をご紹介します。

・常温で保存する

まだ手をつけていない状態のじゃがいもなどの芋類やかぼちゃ、長ねぎなどは新聞紙に包んで冷暗所に保管しましょう。でも、長く保管するのはNG。乾燥して水分が飛んでしまったり、根っこが生えてきて味がおちてしまいます。

・冷蔵庫で保存する

使いかけの野菜やカットしたものは袋やラップに包んで密閉し、冷蔵庫に入れて保存しましょう。カットした面から細菌などが繁殖する可能性がありますので、カットしたものは全て冷蔵庫に入れてできるだけ早く消費するように心がけてください。また、冷蔵庫を頻繁に開け閉めしたりすると冷蔵庫内の温度が上がってしまうので注意しましょう。

・冷凍して保存する

オーガニック野菜をすぐに消費することができないというときは、冷凍して保存しましょう。冷凍することは、言ってしまえばどんな野菜でもできます。でも、いざ解凍して食べたら味が落ちているなんてことがあったり、野菜ごとにそれぞれ冷凍保存の方法があって正直ひとつずつ覚えていられないですよね。解凍してもおいしく食べられる冷凍保存の方法をご紹介します。

野菜をカットして下茹でします。

冷まして水分を切ったあと、フリーザーパックに入れて冷凍庫に入れます。

そして、使用するときには加熱調理して使用します。

炒め物、煮物、スープの材料などに使用するとおいしくいただけます。

カットされている状態で冷凍してあるので、調理するときにもそのまま使えます。時短になって便利ですね。

ひとつだけ、冷凍するのに適さない野菜だけは押さえておきましょう。それは水分が多いものです。例えばトマト、きゅうり、なすなどです。

冷凍すると水気が抜けておいしくなくなってしまいます。2週間〜1ヶ月程度で消費すると良いでしょう。

家庭の冷凍庫はサイズ感や性能の理由で長期間保存すると野菜に霜焼けができることもあるので、冷凍しても早めに使用することをおすすめします。

虫と残留農薬を取り除く!オーガニック野菜の洗い方と保存方法 /まとめ

今回はオーガニック野菜の虫の取り方・洗い方と保存方法についてご紹介しました。

おいしい野菜で必要最低限しか農薬を使用していないオーガニック野菜に虫はつきものです。虫ぎらいな方にはなかなかハードルが高いですよね。でも安心して野菜を食べるために洗い方を工夫して、そのうえ簡単な方法で不安を取り除けるので実践してみてください。

オーガニック野菜の魅力は、新鮮さでもあります。購入したらできるだけ早く消費して、おいしいものをおいしいうちに食してくださいね!

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